イングランド対フィジー戦の試合前、スタジアム近くのパブではビールを片手に盛り上がるファンの姿が見られた=2015年9月18日、英国・首都ロンドン(山田俊介撮影)【拡大】
熊谷市の担当者は「通りをまたぐ横断幕やバナー、出場チームの国旗などで町が飾ってあった。案内役のボランティアも配置され、シンプルだが歓迎の気持ちが伝わってきた」と評価。会場についても「施設が狭くても仮設テントなどでスペースをつくって対応していた。いろいろなやり方があると思った」と語る。
ブライトンを視察した熊本県の担当者は、結婚式やクリスマスパーティーも開かれるほど充実した球技専用スタジアムに驚かされたという。
「日本とではスポーツ文化が相当異なり、観客を楽しませるため、数多くのホスピタリティースペースが備えられている。一般的な日本のスタジアムにはないもの。そういった部分をどうするのか、検討を行う必要がある」と話す。
2年前からムード作り
福岡市の担当者は、優勝トロフィーが開催都市を回るツアーや、学校でのラグビー教室などを実施して、大会の2年前からムードを盛り上げた取り組みを聞き、機運醸成の必要性を感じ取ったという。観客輸送も参考になった様子で「会場周辺への車両を規制し、来場者は空港周辺からのシャトルバスか徒歩で会場に向かうようにしたほうがよい」などと思案をめぐらす。