船内で話し合い交流を深める「次世代教育クルーズ」の参加者たち=2015年8月7日(日本財団提供)【拡大】
未来に引き継ぐために
未来に豊かな海を引き継いでいきたい。そう考える日本財団は、子供たちに海への好奇心を持ってもらうため、国や民間団体などと連携して「海でつながるプロジェクト」を推進している。自治体やNPOなども巻き込んで全国各地で取り組みを展開しており、「次世代教育クルーズ」も、その一環として行われた。このほか、大学生を対象に、「海の楽しさや海の仕事を学ぶ旅」をテーマにした研究発表会も開催。中高生と同じように夏休み期間中に瀬戸内海で魅力探しをした学生たちが、その魅力を発信する独自の旅行プランをまとめた。書類選考による1次審査を勝ち抜いた上位10チームが9月下旬の発表会に参加した。優秀なプランは、旅行会社の協力を得て商品化される予定だ。
子供たちは、この夏の経験から海と地域のつながりを再発見した。学生たちが考案した旅行プランを通じ、一般の人たちも瀬戸内海の魅力を体験できるようになる。「今年は海に一度も行っていない」。この取り組みをきっかけに、そんな人が一人でも少なくなることを願っている。(日本財団 海洋チーム 長光美那/SANKEI EXPRESS)