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鶏白湯スープ 「味分け」で急成長 本間義広クックピット社長、開拓者として開業支援 (2/3ページ)

2015.10.8 11:30

さまざまなビジネスアイデアを話す本間義広社長=2015年10月1日、東京都足立区

さまざまなビジネスアイデアを話す本間義広社長=2015年10月1日、東京都足立区【拡大】

  • 鶏白湯(パイタン)スープは、キレがあると好評だ=2015年10月1日、東京都足立区

 ラーメン店は営業時間以外のスープの仕込み、片付けなどを含めると労働時間が長い。毎日20時間以上のケースも少なくない。人手不足の昨今、人件費も重くのしかかり、利益を圧迫する。飲食業界では、開店3年以内で7割が廃業するとさえ言われている。

 「店の経営を成功させるのは、味と余裕。主人の時間的なゆとりと、家族のための時間がないと、うまくいかない」(本間社長)。みんなが幸せになる方法は何か-。本間社長がたどり着いた答えは「自分で絶対の自信のあるスープを開発して“味分け”というシステムで提供すること」だった。

 大手含め650店舗

 「自信のあるスープ」を売り物にするのだから、当然、味にこだわった。濃縮還元型のスープは、大量に加水して調製するため、どうしても味にばらつきが出やすい。そこで「沸騰させるだけで、味と質を維持できる」(本間社長)ストレート型スープの開発に取り組み、まろやかな甘みと、味わい豊かなコラーゲンたっぷりのスープを実現した。

“味分け”を本格的に展開

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