本間社長は“味分け”を本格的に展開するため、2006年にクックピットを設立。今年8月までに“味分け”した店は、全国650店舗に達した。ラーメン店が多いが、居酒屋や水炊き、焼き鳥などの大手チェーンも名を連ねる。
本間社長の目標は、スープ生産を月間600トンに増強し、売り上げを10倍増にすること。さらに、一般消費者向けのラーメンセットや、タイでのムスリム向け認証工場も計画中という。(SANKEI EXPRESS)
■味分け のれん分けやフランチャイズとも違う、クックピット独自の開業システム。店主はスープや麺、たれなど、会社の“味”を仕入れ、自分流の店舗経営をできるスタイルで、ロイヤルティーやノルマもない。