本場・欧州では、ハロウィーンで仮装するのは基本的に子供だけなのだそうで、大人がここまで大々的に仮装を楽しんでいるのは日本だけらしい。そのため、最近では外国人観光客の間で日本のハロウィーンが一つの文化として注目を集めているという。その要因を作ったのは、日本国内で販売されるバラエティーに富んだ仮装グッズと、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の存在にあるようだ。日本の若者たちが、プロ顔負けの仮装でハロウィーンを楽しむ様子が、SNSを通じて世界中に拡散。そんな様子を見学するために、ハロウィーンの時期を狙って日本へ来る外国人も年々増えているのだという。
思えば、日本はクリスマスやバレンタインなど、海外のイベントを独自のスタイルで取り入れるのが本当にうまい。
ハロウィーンも今後さまざまな形に姿を変え、日本独自のイベントとして定着する日も近いだろう。
少し前までは、そんな日本のスタイルを「なんでもマネばかりする」と軽蔑していたが、最近では器用で商売上手な国民性が誇らしくもある。そんな印象を抱いている日本人も、きっと私だけではないと思う。(今泉有美子/SANKEI EXPRESS)