秋は運動会シーズン。体育の授業の増加などによって子供たちの体力や運動能力は向上する傾向があるという=2014年5月24日、東京都内(鈴木健児撮影)【拡大】
一方、握力は男子の11歳、13歳、16歳で低下し、ボール投げ(男子の11歳、16歳)と立ち幅とび(男子11歳)でも低下がみられた。体力のピークとされる1985年の水準と比べると、16歳男子の握力は3.14キロ弱く、男子11歳のソフトボール投げでは6.09メートルも及ばなかった。
65~79歳の高齢者は握力や上体起こしなど6項目を調査。全体的に向上し、75~79歳の男女、65~69歳男性、70~74歳女性が過去最高だった。
青少年の体力・運動能力の向上傾向について、スポーツ庁の担当者は「体育授業時間が年間90時間から105時間に増えるなどし、学校現場も取り組みを強化した結果ではないか」と分析した。調査は昨年5~10月に6~79歳の男女約7万4000人を対象に実施した。
≪男性は「やせ形」より「肥満」≫
成年男性では「やせ形」より「肥満」、成年女性では「肥満」より「やせ形」の人の方が体力は上-。スポーツ庁が11日に公表した「2014年度体力・運動能力調査」でこんな結果が明らかになった。