「花魁」のきらびやかな衣装。俎板帯(中)は天の川で牽牛(けんぎゅう)と織女が出会う時の案内役をつとめたというカササギが描かれ、打ち掛け(右)には菊の花をあしらっている=2015年9月11日、東京都中央区(藤沢志穂子撮影)【拡大】
囃子方が演奏、解説
9月には開設以来、初めてとなる長唄演奏会を開催。歌舞伎で囃子(はやし)方として活躍する田中伝左衛門さんが、広く知られる「勧進帳」などを解説、演奏も行った。16日には若手歌舞伎俳優の尾上松也さんが「歌舞伎夜話」と称した裏話を披露するイベントも開催。こうした催しを定期的に行っていく方針という。
ギャラリーのある歌舞伎座タワーの5階には屋上庭園がある(入場無料、午前10時~午後7時)。出雲の阿国の名前にちなんだしだれ桜をシンボルに、河竹黙阿弥ゆかりの灯籠や、旧歌舞伎座で長年の風雪に耐えた鬼瓦が配されている。カフェに、歌舞伎の関連商品やお土産が買える売店も併設されている。
出雲の阿国の登場から400年余り。歌舞伎は知れば知るほど面白くなる。秋の一日、できれば観劇とあわせて歌舞伎座ギャラリーにも足を運び、伝統芸能に浸ってみては。(藤沢志穂子、写真も/SANKEI EXPRESS)
■歌舞伎座ギャラリー 東京都中央区銀座4の12の15 歌舞伎座タワー5階。(電)03・3545・6886。午前10時~午後5時30分(最終入場午後5時)。年末年始休み。入場料=一般600円、小・中学生500円、小学生未満無料。イヤホンガイド付き1500円。歌舞伎座で観劇した当日は半券で100円引き(幕見券含む)。