21日、ロシア大統領府は、前日の20日、シリアのアサド大統領がモスクワを訪問し、プーチン露大統領と会談したと発表した。<アサド氏の外国訪問は2011年にシリアで内戦が拡大して以降では初めてとみられる。/アサド氏は、シリア領内で空爆作戦を開始したロシアに謝意を表明。プーチン氏は、「軍事行動だけでなく、政治プロセスでも貢献する用意がある」と表明し、「他の大国や地域各国との緊密な連携」を通じ、問題が解決しうるとの見方を示した。米国やサウジアラビア、イランなどを交えた政治対話を主導する意思を示したものとみられる。/アサド政権を支持するロシアは9月末、シリア領内でイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」への空爆作戦を開始。しかし欧米は、ロシアがイスラム国以外の反体制派を攻撃していると批判している。首脳会談を公表した背景には、両国の緊密な関係を内外に示すことで欧米を牽制(けんせい)する狙いもあるとみられる。>(10月21日「産経ニュース」)