東京都渋谷区神宮前のトルコ大使館周辺で25日、トルコ総選挙の在外投票で集まった人が乱闘となり、警察官2人を含む12人が負傷した。乱闘は断続的に起き警視庁は急遽(きゅうきょ)、機動隊員を投入して付近を交通規制した。騒ぎは午前中にほぼ収まったが、投票は夜まで行われたため厳戒態勢が続いた。トルコ人と、クルド系トルコ人のグループがトラブルになった可能性があり、警視庁は乱闘の経緯や背景について慎重に調べている。
国旗がきっかけ?
トルコ大使館では25日、来月のトルコ総選挙を受け、日本に住む有権者の在外投票を実施予定で、午前7時ごろには、500人以上が集まっていたとみられる。警視庁によると、午前6時50分ごろ、群衆の中でもみ合いが起きているのを警察官が発見。激しい殴り合いとなり、物が投げつけられるなどした。警視庁は機動隊員や車両を投入。収束にあたったが午前11時ごろにも小競り合いが起きた。
警察官2人を含む12人が負傷し、うち2人は顔を骨折するなどした。けがを申し出なかった人が多数いた可能性があるという。また、車両のガラスが割られるなど被害も出た。