手前の白プルオーバー(2万6000円)は後ろの裾が長い。もちもちっとした手触りで深すぎないVネック。前身頃にややフレアが入り、シルエットをきれいに見せる=2015年10月7日、東京都千代田区(寺河内美奈撮影)【拡大】
もう一つの特徴は、さまざまな形の生地を重ねるレイヤード。長袖シャツの上にプルオーバーを重ね、飾りに長袖をつけた個性的なデザインのトップスは、袖を前後自由に巻いて、重ね着感覚で楽しめる。さらに人気のパンツも、メンズライクなものから、ガウチョやサルエルを合わせたオリジナルのワイドパンツまでさまざまで、何着もそろえて着回すファンも多い。
「ENFOLD」は英語で「くるむ」「抱きしめる」という意味があり、コンセプトは「Hidden Beauty(隠された美)」。「外からは見えなくても、自分自身が『いい服を着ている』と感じられることが一番大事、という思いを込めています」と植田さん。ファッション感度の高い30~40代向けに、肩肘張らずに着こなせる「リラックス・エレガント」な服作りを心がけている。