手前の白プルオーバー(2万6000円)は後ろの裾が長い。もちもちっとした手触りで深すぎないVネック。前身頃にややフレアが入り、シルエットをきれいに見せる=2015年10月7日、東京都千代田区(寺河内美奈撮影)【拡大】
ファン層は、今や20代から60代までと幅広い。グリーンやブルー、ブラック、白などナチュラルで鮮やかな色使いは、いろいろなアイテムに合わせやすい。シルエットはきちんと感がありつつ、抜け感も兼ね備えて美しい。定番のAラインのワンピースは体形を隠せ、妊娠中の女性でも着られる効果がある。服作りの何げない気配りが、多くの女性を引きつけている。
素材や縫製などの技術は、なるべく日本製でやれるよう心がけている。ゆくゆくはENFOLDを、日本人が作るメード・イン・ジャパンの「グローバルブランドに成長させていきたい」と植田さんはいう。早い時期に都内に第2号となる路面店を出店し、訪日外国人への浸透も考えていくつもりだ。(文:藤沢志穂子/撮影:寺河内美奈/SANKEI EXPRESS)
■ENFOLD丸の内 東京都千代田区丸の内2の2の3 丸の内仲通りビル1階、(電)03・5220・1191、午前11時~午後8時、不定休。
※価格は税別です。