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星の王子さまは「何」と仲よくしたかったのか サン=テグジュペリが文明に遺したとても大事な謎 松岡正剛 (5/5ページ)

2015.10.29 16:00

【BOOKWARE】編集工学研究所所長、イシス編集学校校長の松岡正剛さん=9月14日、東京都千代田区の「丸善丸の内店内の松丸本舗」(大山実撮影)

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 【KEY BOOK】「星の王子さま」(サン=テグジュペリ著、内藤濯訳/岩波書店、1080円)

 「ぼく」は砂漠に不時着した飛行機乗りである。そこへ星からやってきた少年が「ひつじの絵を描いてほしい」と声をかけてくるのだが、うまく描けない。この冒頭から、作者自身の絶妙な挿絵にも誘われあっというまに不思議な物語に引きこまれていく。やがて二人の会話から、人間がたいへんに愚かであることと、とんでもなく大事なことが、少しずつ飛び出してくる。それはなぜ「絆」と「なつく」が人間に必要なのかということだ。(編集工学研究所所長・イシス編集学校校長 松岡正剛/SANKEI  EXPRESS

 ■まつおか・せいごう 編集工学研究所所長・イシス編集学校校長。少年時代は電気倶楽部と昆虫採集と鉱物化石集めに夢中だった。九段高校に入って屋上の天文台で土星の輪っかを見てから、星界からの音信に関心をもつようになった。最新の千夜千冊:1592夜「不確実性の数学」(http://1000ya.isis.ne.jp/

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