≪旭化成建材 データ改竄300件の疑いも≫
旭化成建材(東京)のくい打ち工事にデータ改竄(かいざん)が見つかった問題で、旭化成建材が過去約10年間に実施した工事3040件のうち、約1割の300件前後で改竄があり、10人以上が関与した疑いがあることが、関係者への取材で2日分かった。旭化成建材と親会社の旭化成は2日、記者会見し、発端となった横浜市のマンションの担当者が関わった41件のうち、19件で改竄(データ流用)を確認したと発表した。複数の人物が別の物件で改竄したことも認め、不正が常態化していた疑いが強まった。
国交省が立ち入り
国土交通省は2日夕、東京都千代田区の旭化成建材本社を立ち入り検査した。旭化成の平居正仁副社長は会見で「複数の人たちがデータ流用を起こした管理責任を感じている。チェック体制にも問題があった」と陳謝。会社ぐるみとの指摘に「そういうことをしてしまう環境にあったと認められる」と述べた。