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【井浦新 アジアハイウェイを行く】其の三(ジョージア) 苦難の歴史 文化つむぐ祈りの形 (1/5ページ)

2015.11.6 18:30

さまざまな民族の伝統的な踊りや歌を卓越した技術で披露する国立舞踏団「エリシオニ」のパフォーマンスの印象は、気高くて、力強いものだった=2014年12月16日、グルジア(井浦新さん撮影)

さまざまな民族の伝統的な踊りや歌を卓越した技術で披露する国立舞踏団「エリシオニ」のパフォーマンスの印象は、気高くて、力強いものだった=2014年12月16日、グルジア(井浦新さん撮影)【拡大】

  • 南オセチアから逃れてきたジョージア人の難民キャンプの子供たち=2014年12月15日、グルジア(井浦新さん撮影)
  • 伝統的なワイン壺「クヴェヴリ」をつくる名人ボシャゼさん=2014年12月14日、グルジア(井浦新さん撮影)
  • バクラティ大聖堂にて、迷彩服姿の軍隊の青年部の若者たちが祈りをささげていた=2014年12月14日、グルジア(井浦新さん撮影)
  • 俳優・クリエイター、京都国立博物館文化大使、井浦新(いうら・あらた)さん(本人提供)

 国境付近の街・サルピ国境検問所。国境線に立てば、トルコ側のイスラム教のモスクと、ジョージア(旧グルジア)側のギリシャ正教の教会が見える。ジョージアは、旧ソビエト連邦から独立して25年目。重厚で無機質な古い建造物にはノスタルジックな雰囲気が漂う。

 主要産業は農業。飲食店で何を注文してもおいしい。「シンプルな田舎料理が僕の舌にはとても合いました」と井浦さん。「それもそのはず、カフカス地方は、日本で口にする多くの野菜や果物の原産地だから」

 料理も風呂も薪でたくので、朝と夕、すべての家々の煙突からスッと白い煙が立ち上る。「人間の『生』の姿を感じる、それは美しい光景でした」。サルピでは、ジョージア唯一の観光要所として、リゾート化が推し進められていた。国際都市への急速な開発は、どこかハリボテ感が否めない。「その姿が痛々しく思えるほど、他の風景はのどかで牧歌的でした」

 ワイン発祥の地ともいわれるジョージアでは、ワインは買うものではなく各家庭でつくるもの。庭先にブドウ棚があり、その下に壺を埋めて製造する。ワインをつくる壺(つぼ)「クヴェヴリ」職人のザリコ・ボジャゼさんのお宅で、琥珀(こはく)色の自家製ワインをいただいた。

伝統と誇り 守り続ける凛とした姿

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