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【勝つための食育 管理栄養士・大前恵】筋力アップへ食事1日3回徹底 (4/5ページ)

2015.11.9 13:30

バレーボールW杯女子大会で中国に敗れ、涙を拭う主将の木村沙織選手(中央)。五輪切符獲得は持ち越しとなった=2015年9月6日、愛知県名古屋市南区(森田達也撮影)

バレーボールW杯女子大会で中国に敗れ、涙を拭う主将の木村沙織選手(中央)。五輪切符獲得は持ち越しとなった=2015年9月6日、愛知県名古屋市南区(森田達也撮影)【拡大】

  • 管理栄養士、大前恵(おおまえ・けい)さん=2015年6月15日(明治提供)

 所属先スタッフと連携

 一方で、課題も見えてきました。選手たちは試合直前に消化に時間がかかるおにぎりを食べたり、試合中にバナナを口にしたりするなど、効率的なエネルギー補給ができていなかったのです。そこで、体への吸収が早い糖質が配合されたシロップタイプのサプリメントと、体脂肪を効率よく消費するアミノ酸を取ることを徹底しました。スタッフが練習中も選手の目につくように会場のいたるところに置いておいてくれました。確かな意識付けができたという感触をつかめました。

 今年8、9月に行われたワールドカップでは、2位以内に入っての五輪切符を獲得することが目標でした。残念ながら、五輪出場権の獲得は持ち越しになりました。

 新たな課題に取り組む必要があります。実は、所属先でのシーズンを終えた選手たちが合宿に戻ってくると、体重が減っていることがあります。代表に招集されている期間だけ、食事に気をつけても意味がありません。そこで、所属先のコンディショニングスタッフや調理担当者と協力して、食事メニューのアドバイスや意見交換を図ることにしました。「食育」による強化です。

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