≪煙害に食中毒…過酷な環境乗り越え日本人健闘≫
東南アジアでは、自転車ロードレースは、観光アピールにもなると注目され、人気が高まりつつある。近年レース数が増えているものの、まだホテルやインフラ整備、食べ物の衛生環境などがヨーロッパや日本のレベルには追いついていないのが現状だ。
そのため、選手たちはレース前後に悪路での長時間移動を強いられたり、慣れない食事に苦労することとなる。
その中で毎年、どうしてもおなかを壊す選手が出てきてしまうが、今年はレースの中盤に集団食中毒が発生した。半数以上もの選手が不調を訴え、チームによっては、全選手が救急車で病院に運ばれる事態となってしまった。煙害に食中毒と、踏んだり蹴ったりだったが、それでも選手たちはたくましく、可能な限りゴール目指して走り続けた。
残念ながら多くの日本人選手が連日レースを去っていったが、総合成績でも上位につけるクライマー、伊藤雅和(愛三工業レーシングチーム)と、初日で区間3位でゴールし山岳賞を獲得した初山翔(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム)の今大会で好調さをみせる2選手は食中毒も免れ、最終日まで大健闘した。