ロシアのショイグ国防相は25日、トルコ軍に24日撃墜されたロシア軍機のパイロット2人のうち、1人が死亡したが、もう1人は救出し、ロシアが使用しているシリア空軍基地に到着したと明らかにした。健康状態は良好。救出作戦は25日未明まで約12時間続いたという。プーチン大統領は救出作戦参加者に謝意を示した。タス通信が伝えた。
トルコのエルドアン大統領は24日、アンカラで演説し、撃墜について「警告の上、交戦規定にのっとって撃墜した」と表明、正当性を強調した。
ロシアのオルロフ駐フランス大使は同国民放ラジオで、生存のパイロットはシリア軍に身柄を保護されたと述べた。撃墜後、パラシュートで脱出したパイロットの1人は地上でイスラム過激派に殺害されたが、もう1人は捕まらずに逃げることに成功したという。
救出作戦のため、ロシア軍が撃墜現場に派遣したヘリ2機のうち、1機が地上からの攻撃を受けて破損し緊急着陸。このヘリに乗っていたロシア兵1人が死亡した。AP通信によると、トルコ政府は国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長に書簡を送り、撃墜の経緯を説明した。