24日、トルコ政府は、同日、ロシア軍機がトルコ領空を侵犯したため撃墜したと発表した。これに対して、ロシア政府は、ロシア軍機はトルコ領空を侵犯しておらず、シリア領空に越境してきたトルコ空軍機がロシアの戦闘爆撃機Su-24を撃墜したと主張している。
沈静化急ぐトルコ
ロシアは本格的に拳を振り上げている。<ロシアのプーチン大統領は26日、トルコ軍によるロシア軍機撃墜について、トルコから謝罪を要求する考えを明らかにした。/インタファクス通信によると、プーチン氏は「われわれは依然として明確な謝罪を聞いておらず、補償の申し出も受けていない」と述べ、トルコ側を強く非難した。/プーチン氏はまた、撃墜についてトルコの指導部が「両国関係を袋小路に追いやるために、意識的に引き起こしたとの印象を抱いている」とも発言した。>(11月26日「産経ニュース」)