新国立競技場の財源負担について合意し、笑顔で握手する(左から)馳浩(はせ・ひろし)文部科学相、舛添(ますぞえ)要一東京都知事、遠藤利明五輪相=2015年12月1日午前、東京都千代田区(共同)【拡大】
総工費が2500億円以上に膨らみ、白紙撤回された旧計画段階では、国は都に500億円の負担を要請。知事は「数字に根拠がない」と反発していた。8月に総工費を削減し、防災機能も備えるとした新たな整備計画が決定され、双方の事務レベルで財源負担の協議が9月から続いていた。
新国立競技場は、年内に設計・施工業者を決める。整備計画では完成時期を20年4月とし、1月末までの前倒しを目標としている。
≪減額勝ち取り「知事のメンツ立つ」≫
2020年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場の財源で、懸案だった東京都の負担分が395億円程度となることで決着した。旧計画で500億円の負担要請に反発した舛添(ますぞえ)要一知事のメンツは保たれたが、都負担と同額を見込むスポーツ振興くじ(サッカーくじ)からの財源確保は不確定要素が残る。