祭りの実行委員長を務める大堀則子さんは、「地域交流や活性化につながればうれしい。今後も若い世代に引き継げるように努力していく」と語る。
物語は少し重いが、祭りはとてもにぎやかだ。11月22日に野底小学校のグラウンドで行われた。つぃんだら節の歌唱大会や各種催し物が盛り上がりを見せたのは午後4時頃から。商業目的ではないので、少ない予算から地域有志の手作りの舞台が、何とも良い味を出している。
悪気はないが、少し笑ってしまうくらい手作り感満載のステージに地域有志の、これまた手作り感満載のゲームコーナーや各種食べ物の提供(有料だが安い)があり、非常に素朴ではあるが良い雰囲気を出している。
最後は沖縄ではお約束の「カチャーシー」、八重山地方では「モーヤー」と言われる踊りで締めくくられる。カチャーシーは「かき回す」という意味で、無礼講のような意味で使われ、最後は観衆も一緒に踊り皆で取りを飾る。