国際イベント「COY11_Tokyo」で活発な議論を交わす参加者。3日間で115カ国・地域から50人が参加した=2015(平成27)年11月下旬、東京都内(横浜国立大学_有志学生記者、内藤秀治撮影)【拡大】
【Campus新聞】
地球の未来に深刻な影響を及ぼす気候変動問題について、未来を担う若者が中心となって解決を目指す活動を行っている団体「Climate Youth Japan」(CYJ)が昨年(2015(平成25年))11月26~28日に、東京都内で国際イベント「COY11 Tokyo」を開いた。11月30日にパリでCOP21(国連気候変動枠組条約第21回締約国会議)が開幕するのを前に、世界各国の若者の声を届けるのが狙い。イベントの模様を、横浜国立大学理工学部4年の学生記者、内藤秀治さん(22)がリポートする。
□今週のリポーター 横浜国立大学 有志学生記者 内藤秀治さん
「COY11 Tokyo」には3日間で15カ国・地域から50人の若者(ユース)が参加した。COYは「Conference of Youth」の略で、COPに合わせて開催され、今回が11回目。COP開催国のユース団体が現地で開いてきた。今回のCOP21は、全ての国が参加する新しい枠組みの合意を目指す重要な会議となることから、COYもパリだけでなく、東京、モントリオール(カナダ)、フロリアノーポリス(ブラジル)、アンタナナリボ(マダガスカル)、ラバト(モロッコ)、アボメ・カラディ(ベナン)、ヌーメア(ニューカレドニア)、アフマダーバード(インド)の9都市にて同時開催することになった。