ブランドミカン「小太郎」を手にする中岡康文さん=2015年12月26日、愛媛県八幡浜市(共同)【拡大】
出荷量は通常のミカンの約7割だが、糖度は13度以上と甘く、7倍もの高値が付くという。半年前、台湾へトップセールスに出向いた大城一郎市長は「台湾の正月シーズンに当たる2月ごろに輸出できれば申し分ない」と語る。「問題は人手確保」という。
兵庫県豊岡市では、飛来するコウノトリの餌場を守ろうと13年前に栽培を始めた無農薬米が高品質だと人気になり、イタリア、シンガポール、米国などに販路を開拓しつつある。品質を維持しながら生産量を増やそうと、市を挙げて新たな栽培法を実証試験中だ。
ハラル認証取得
海外で通用する品質保証を取得する動きも活発化している。新潟県のJA北魚沼は、欧州の食品安全規格「グローバルGAP」の認証を受け、コシヒカリの欧州輸出に弾みをつけた。秋田県大館市のコメ業者はイスラム圏の品質保証「ハラル認証」を、大分県津久見市のブリ養殖業者は欧州連合(EU)輸出施設の認定を受け、海外展開している。