「YAMABIKO」で聴くパワフルな印象と違い、小柄で童顔、はにかむ笑顔もキュートな女性。最初になりたかった職業が、保育士だったという話も納得してしまう。しかし、保育士をしながら趣味で通ったボーカルレッスンが楽しく、音楽の道を目指すことにして退職。その後は挫折を繰り返し、数多くの職種を経験した。転機は30歳手前。
「20~30歳までの10年間は、自分に自信がなくて、その中でも“歌ならちょっとうまく歌えるかな”というノリでやっていました。ただ、30歳手前でヒップホップに出合ってからは、リリックのすごさから、初めて音楽というものを知って、“これがライブだし、これがカッコいいものなんだ”って、身をもって感じ、私は音楽をやる人間ではないな、と思ってしまったんですよね」
そこから自分を変えようと思い、人に言えなかった悩みをノートに書き始める。好きなヒップホップの音に乗せているうちに、「NIPPONNO ONNAWO UTAU」というシリーズでCDを制作する。