映画「猫なんかよんでもこない。」(山本透監督)。1月30日公開(マンハッタンピープル提供)。(C)2015「猫なんかよんでもこない。」製作委員会【拡大】
漫画家、杉作が実話をベースに描いた人気コミック「猫なんかよんでもこない。」が、同名タイトルで山本透監督の手により実写映画化された。不器用でうだつの上がらないボクサーと、2匹の愛らしい猫の静かな日常生活が優しいタッチで描かれている。
主演の風間俊介(32)は「この作品の良いところは、登場する猫たちに対して、ただひたすらに『かわいい』『かわいい』…と、猫なで声に終始することがない点です。『猫と生活すると、こんなふうにうまくいかないんですよ』という実例がきっちり描かれている。猫にご飯をあげて、そのまま食べてくれたらうれしいですし、食べてくれなければ腹が立つ。作品は飾らずにそのまま描かれているんですよ」と紹介した。