2月8日、首都平壌市の金日成広場で開かれた「人工衛星打ち上げ成功」を祝う祝賀大会。終了後、広場では舞踏会が開かれ、花火も打ち上げられた=2016年、北朝鮮(共同)【拡大】
政府は4度目となる今回の核実験に関し、地震の規模や地震波の形状、大気中の放射性物質の状況などを分析。高度な技術が必要となる水爆の可能性よりも、原爆と水爆の間に位置するブースト型原爆の技術が使われたとの見方を強めている。
ブースト型原爆は、重水素と三重水素を使って核融合反応を原爆の中で部分的に用いて威力を高めるのが特徴。主に核融合のエネルギーで爆発される水爆と比べて技術的な壁は低い。
専門家は、ブースト型原爆の技術は水爆開発に必要な技術でもあることから「北朝鮮の核開発は一段階進んだということができる」と指摘する。
ブースト型原爆は核弾頭の小型化にもつながる。ミサイル技術の向上と合わせて、威力の高い長距離弾道ミサイルの開発を可能とし、北東アジアだけでなく米国にとっても大きな脅威となる。(SANKEI EXPRESS)