2月7日、米ニューヨークの国連本部で、安全保障理事会の緊急会合後に記者会見する(左から)サマンサ・パワー米国連大使、吉川元偉(もとひで)国連大使、韓国の呉俊国連大使=2016年(AP)【拡大】
北朝鮮による「衛星」と称する長距離弾道ミサイルの発射を受け、国連安全保障理事会は7日(日本時間8日)、非公開の緊急会合を開き、ミサイル発射を強く非難する報道声明を発表した。
声明は、北朝鮮が1月6日に4回目の核実験を強行したことを受けて安保理が作成を進めている対北制裁決議案を「迅速に採択する」と明記した。
2月の安保理議長国、ベネズエラのラファエル・ラミレス国連大使(52)が読み上げた報道声明は、ミサイル発射が過去の安保理決議に違反すると指摘するとともに「国際的な平和と安全にとって明確な脅威である」と強調。制裁決議案の採択を急ぐとともに、事態の平和的解決に向け、各国間で協調し合う方針を確認した。
米国のサマンサ・パワー国連大使(45)は緊急会合後の記者会見で、「迅速で強力」な制裁措置の実現のため、安保理各国に積極的に働きかけていくと表明した。
日本の吉川元偉(もとひで)国連大使(64)はミサイル発射を受け、交渉中の制裁決議案の文言の内容が一段と強まる可能性に触れた。