2月7日、米ニューヨークの国連本部で、安全保障理事会の緊急会合後に記者会見する(左から)サマンサ・パワー米国連大使、吉川元偉(もとひで)国連大使、韓国の呉俊国連大使=2016年(AP)【拡大】
今後も支援継続の公算
北朝鮮の「中国離れ」を決定づけたのは2013年末、中国とのパイプ役だった親中派の張成沢(チャン・ソンテク)氏が、クーデターを画策したとして処刑されたことだったという。さらに14年10月、韓国・仁川で開催されたアジア大会の閉会式に北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の最有力側近ら高官が突然派遣され、南北会談が行われた。当時、中国は日米韓から情報を収集。党関係者は「北朝鮮から何も情報を得ていなかったということだ」と、中朝関係の激変を感じ取った。
北朝鮮は一人前の「核保有国」として、米国との2国間交渉を通じて核問題を解決していく姿勢を崩さない。また、北朝鮮がロシアに接近するのを警戒する中国が敵対関係に転じることはないと見透かしている。