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東証1万6000円割れ 追加緩和剥落 大手、続々下方修正 円高が圧迫材料 (3/3ページ)

2016.2.11 09:00

下落した日経平均株価を示すボード=2016年2月10日午後、東京都中央区(共同)

下落した日経平均株価を示すボード=2016年2月10日午後、東京都中央区(共同)【拡大】

 石油元売り大手のJXホールディングスは3日、16年3月期の経常損益予想が550億円の赤字に転落すると発表した。従来予想の1500億円の黒字から2050億円悪化する。備蓄原油の評価損などを計上したためで、出光興産も利益予想を引き下げた。

 住友金属鉱山も5日、経常損益予想を850億円の黒字から40億円の赤字に下方修正した。中国での需要減から金属価格が大幅に下落したため、鉱山での投資損失計上を迫られた。同様に鋼材価格も下落し、JFEホールディングスなど鉄鋼メーカーの業績を押し下げた。

 神戸製鋼所や日立製作所は、中国の建設機械需要が低迷し収益が悪化。神鋼の梅原尚人副社長は2日の記者会見で、中国での需要について「17年3月期もこの水準が続き、急回復はない」との見通しを示した。

 SMBC日興証券によると、企業の想定為替レートは1ドル=117~118円が主流という。だが10日には、1ドル=114円台前半まで円高が進行する場面があった。太田佳代子クオンツアナリストは「この水準が続けば、為替差損による下方修正も広がる」と警戒している。(SANKEI EXPRESS

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