東京証券取引所が12日発表した東京・名古屋2市場の2月第1週(1~5日)の投資家別株式売買状況によると、外国人投資家は5週連続で売り越し、売越額は6112億円だった。
個人投資家は2週ぶりに買い越し、買越額は1941億円。
≪市場 悲観ムードで「負の連鎖」≫
12日の東京市場は、前日の欧米市場の流れを引き継いで大幅な円高と株安が進む展開となり、アジア市場でも大半の株価が下落するなど、またしても株安連鎖の様相を呈した。足元の日本経済はファンダメンタルズ(基礎的条件)が大きく崩れたわけではないが、市場は悲観ムードに厚く覆われているため「負の連鎖」に陥っている。
「悪材料にとても反応しやすくなっている」。三井住友アセットマネジメントの市川雅浩シニアストラテジストは、市場を取り巻く雰囲気についてこう語る。実際、悪材料には事欠かない。原油先物相場は11日に一時約12年9カ月ぶりの安値水準に落ち込み、中国経済の減速懸念もくすぶる。そして欧州では銀行の健全性への懸念が浮上した。