三菱UFJリサーチ&コンサルティングの片岡剛士氏は「金融機関全体の悪影響は当初、100億円レベルにとどまる」と指摘。「ほとんどの当座預金に0.1%の金利をつけてもらっているのに、個人向け普通預金に0.001~0.02%の金利しかつけないのは銀行の努力不足」と訴える。
嘉悦大の高橋洋一教授も「マイナス金利は『本業の貸し出しをしっかりやれ』という金融機関へのメッセージ」と強調する。
家計や企業はマイナス金利で最終的に大きく得をする-。SMBC日興証券はこのほど、こんな試算をまとめた。
菅義偉(すが・よしひで)官房長官(67)も16日の記者会見で、マイナス金利の効果について「金利が短期から長期まで全体が引き下げられることで、消費や投資にプラスに働き、経済拡大にプラスに影響する」と評価。麻生太郎財務相(75)は「効果は時間をかけて見守る必要がある」との認識を示した。(SANKEI EXPRESS)