日常生活にも厳しい管理を要しそうなストイックなイメージのバレリーナという職業だが、子供を育てながら第一線で活躍し続けるバレリーナは、案外たくさんいるそうだ。西野は働く女性の子育てに関し、どんな考えを持っているのだろう。私の母はバリバリのキャリアウーマンでした。幼い頃から、はつらつと働く姿には何度も勇気づけられてきました。そのせいか、または、自分の性格もあるのでしょうけれど、バレリーナの道を選んだ私は『ママになったから何かができなくなった』などという言い訳はしたくなかったんですよ」。映画の中でも吐露しているように、ママ業もバレリーナも百パーセント頑張っていきたい-それこそが西野が輝き続ける原動力なのだ。
夫の支えあってこそ
キャリアウーマンの子育てで夫に求められるものについても、示唆に富んだエピソードを披露した。「ノルウェーでは男性も最低3カ月は育休を取得しなければならないとの決まりがあります。そんなお国柄なのでしょうか、女性が仕事で外出し、男性が家で育児をするというスタイルは普通に見られます。町中を歩いていても、パパがベビーカーを押し、お店でベビー食を買い、ベンチでミルクを与えている光景も珍しくありません。