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被災地の小中学生2万5000人減少 少子化に追い打ち 全国平均を上回る (5/5ページ)

2016.3.6 08:30

宮城県石巻市の雄勝小で開かれた6年生を送る会。3人だけの卒業生が、下級生と手をつないで入場してきた=2016年3月2日(共同)

宮城県石巻市の雄勝小で開かれた6年生を送る会。3人だけの卒業生が、下級生と手をつないで入場してきた=2016年3月2日(共同)【拡大】

 町内全て一貫校に

 震災による学校再編を機に、教育環境を改善しようという動きもある。

 「大変! 僕の隣に女の子が座ったよ」。小学校の統合で初めて異性のクラスメートができた男児が、驚いて母親に報告した。小中学生が3割以上少なくなり、岩手県内で最も減少率が大きかった大槌町の児童だ。大槌町の伊藤正治教育長は「子供たちが、たくさんの目でお互いを見ることができるようになった」と統合の利点を語る。

 大槌町は2013年4月、4つの小学校を1つに統合し、その後、町内全ての学校を小中一貫校とした。教師が小中学校で互いに教える「乗り入れ授業」を行うなど指導体制を強化。子供たちの英語力が上がるなど、伊藤教育長は成果を感じる。「大槌に生まれたから豊かな経験ができないということがあってはいけない」と力を込めた。(SANKEI EXPRESS

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