IPOにも使えるテクニカル。黒岩流「窓・壁・軸理論」とは?
上場したばかりの銘柄にはテクニカル分析は通用しないといわれている。しかし、「窓・壁・軸理論」を使えば、株価の動きが読めるという。
投資家の心理を資家理巧みに組み込んだ「窓・壁・軸理論」
黒岩泰さん 黒岩アセットマネジメント 大手証券会社、金融情報会社などを経て、独立。自らの理論を提唱するテクニカルアナリスト。『夕刊フジ』と『ネットマネー』の共同企画「株-1グランプリ」の7月大会では、歴代最高パフォーマンスとなる5倍高を達成。
人間の顔に表情があるように、チャートにも表情がある。喜んでいる顔、怒り顔、哀しい顔、楽しい顔--そんな「喜怒哀楽」がわかれば、相場で儲けるのは簡単だ。喜んでいる顔のときに買い、哀しい顔で売ればいいからだ。
「窓・壁・軸理論」は、そんな表情を捉えるのに最適なテクニカル分析である。一般的なテクニカル分析にはない投資家心理が、巧みに組み込まれているのだ。
「窓・壁・軸理論」の基本的な考え方は、チャートが「窓理論」にマッチしているかどうか--それを判断するところから始まる。窓理論は図のような「法則1」「法則2」などがある。法則1とは、株価が「窓」を空けて上昇したときに無条件で買いにするというもの。これは「軸」(株価の中長期的な方向性)が上向きに傾いた可能性が高いからだ。