IPO株、大儲けの法則 株価2倍は当たり前…なかには5倍高超も (9/10ページ)

2013.9.8 08:00

 では、実際にはどのような考え方をするのか、IPO銘柄で具体的に説明したい。まずはオイシックスの日足チャートをご覧いただきたい。この銘柄は上場から6営業日目に窓を空けて下落した。これは「窓理論」の法則1の売りサインである。この時点でこの銘柄は「軸下向き」の可能性が高くなった。軸は株価の中長期的な方向性を示すと先ほど説明した。上向きならば上昇しやすく、下向きならば下落しやすいということだ。したがって、窓空け下落となったからには、その後の株価は安値を更新し、下値模索の動きを続けなければならない。

 しかし、実際の株価は底堅く推移し、その後しばらくたって上昇に転じたのだ。どうやら安値近辺にファンダメンタルズの壁(割安の壁)があるのではないか、と推測できるのだ。下方向にファンダメンタルズの壁があるということは、軸が上向きに傾いているということ。先ほどの「軸下向き」が誤りである可能性が高く、軸はすでに上向きに転換している可能性が高いということになる。そして「窓理論」で売りサインが出た水準を突破したことで、「軸上向き」がほぼ確定する。ここで急騰を予感するのである。

窓を空けて上昇するということは、軸が上向きの可能性が高いということ

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!