晴海地区では、三菱地所レジデンスと鹿島が「ザ・パークハウス晴海タワーズ」(2016年完成予定)の販売を12年4月から部分的に開始しており、東京オリンピック招致決定で人気が沸騰。住友不動産も強気の需要見通しを立てる。三井不動産レジデンシャルも「晴海2丁目計画」で超高層マンション建設に向けて都市計画決定の手続き中だ。これら3プロジェクトだけでも合計で約5000戸の住宅が供給される。
さらにオリンピック後には1万7000床を収容する計画の選手村が住宅として分譲される。現在約7000人の晴海地区の人口は、1戸当たりの居住人数2.5人で計算して約3万人の増加が見込まれ、街の風景は一変するだろう。
選手村の後利用課題
銀座から約2キロと都心に近いにもかかわらず晴海の開発が進まなかったのは、交通インフラの未整備が主因だ。東京都では、1987年に臨海副都心構想を打ち出し、90年には「豊洲・晴海開発整備計画(通称・豊晴計画)」を策定した。