TPP“空中分解”の瀬戸際 関税・知財など難航、米の譲歩が鍵 (4/4ページ)

2014.1.14 06:23

 4月にも妥結期限

 TPP交渉は、オバマ大統領がアジアを歴訪する4月が妥結の最終期限になるとの見方が多い。米国内が本格的な選挙戦に突入する4月以降は、地元への利益誘導色の濃い要望が議員から増え、米政府は柔軟な決断が難しくなるためだ。

 東アジア包括的経済連携(RCEP)交渉など「メガFTA(巨大自由貿易協定)」と呼ばれる広域の経済連携が進む中で、その先駆けとされるTPPが失速を免れるかどうか。残された時間は限られている。(本田誠)

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