記者会見に臨む日銀の黒田東彦総裁=8日午後、東京都中央区の日銀本店【拡大】
輸出が伸びない理由について、企業が海外生産を増やしたことによる「構造的要因」が指摘されている。黒田総裁は、構造的な要因を認めながらも、新興国経済の回復の遅れなどの「一時的、循環的な要因が大きかった」と指摘。
「先進国中心に世界経済の成長が加速するなかで、日本の輸出は緩やかに増加する」と従来の見解を繰り返した。
物価上昇率の先行きは、「今年度後半から再び加速して(2014~16年度の)見通し期間の中盤ころに2%台を達成する見通しに変わりない」(黒田総裁)とした。