会見する日銀の黒田東彦総裁=19日午後、東京都中央区の日銀本店【拡大】
日銀の黒田東彦(はるひこ)総裁は19日の金融政策決定会合後に記者会見し、安倍晋三首相が消費税率10%への再引き上げを延期したことに対し「持続的な財政構造に取り組むことを期待している。財政の信認を確保することが必要だ」と財政再建の重要性を強調した。再増税の延期による悪影響について「無視できるほど小さいとは思わないが、(リスクが現実になる)確率は非常に低い」と指摘した。
10月31日に決めた追加金融緩和が再増税が前提だったと国会で発言したことについて「2%の物価安定目標を着実にするために行った。(再増税判断まで)追加緩和を待つべきだったとの考えはない」と述べた。