報道陣の前での謝罪に追い込まれた大韓航空の趙顕娥(チョ・ヒョンア)前副社長【拡大】
韓国財閥への風当たりが強まっている。大韓航空の乗務員に対するパワハラ行為がもとでフライト時刻まで遅れたいわゆる「ナッツリターン」が引き金となり、財閥の暗部にスポットがあたり始めたからだ。韓国メディアによると、主要グループの財閥3世は、入社して平均約3年後の31・2歳にして役員相当の座を得ていることが明らかになった。大企業の正社員になるだけでも幸運な韓国で、格差への不満の矛先が財閥に向けられている構図だ。
財閥族との待遇差は歴然
驚くようなデータが韓国ハンギョレ新聞(電子版)に示された。
現代自動車やサムスン電子など韓国の主な15グループ企業の「財閥3世」の昇進を調べたところ、平均28・1歳で入社して、31・2歳で役員になっていたというのだ。役員昇進までわずか3・1年の超スピード出世だ。
大卒が役員になれても約22年かかり、45歳くらいになれば肩たたきの憂き目にも合う韓国の一般的なサラリーマンに比べると、その待遇の差はあまりに大きい。