新国立「了承」…JSC場当たり対応 スポーツ界置き去り「公約違反」の声も (2/3ページ)

2015.7.8 11:00

有識者会議終了後、新国立競技場の模型の横で行われた日本スポーツ振興センターの会見=7日午後、東京都港区(三尾郁恵撮影)

有識者会議終了後、新国立競技場の模型の横で行われた日本スポーツ振興センターの会見=7日午後、東京都港区(三尾郁恵撮影)【拡大】

 これに慌てたのがJSCだ。河野一郎理事長は「W杯招致に支障がないよう、少なくとも2020年が終わった後、常設化に向けて検討する」とした上で、20年大会前の検討もにおわせた。

 基本設計時に1625億円だった整備費が2520億円に膨れあがったことで、JSCの見通しの甘さに批判が集まっている。2020年東京五輪・パラリンピック組織委の森喜朗会長は「(新国立は)五輪やラグビーW杯だけで創る価値観だと、高い低いの議論になる」とクギを刺し、日本スポーツ界全体の将来を見据えた国家プロジェクトであると強調する。

 だが、一部観客席の仮設化はまさにラグビーW杯に間に合わせるための工期短縮策。そして将来のサッカーW杯招致の可能性を奪うものだ。常設となれば総工費はさらに膨らむ。JSCの対応はあまりに場当たり的に映る。

 新国立をめぐっては、陸上のサブトラックが常設されない方針など、スポーツ界が置き去りとなっている状況に、当初から不満の声があった。

新国立はいったい誰のものなのか…

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