「世界に誇れ、世界があこがれる次世代型スタジアム」(JSC)は、スポーツ施設として中途半端なまま費用だけがふくらんでいく。
少なくない疑問の声を無視し、JSC側はこの日の会議後「(新計画案を)賛同いただいた」と話した。新国立はいったい誰のものなのか。(森本利優)
◆スポーツ評論家の玉木正之さん「2520億円の財源や2本の巨大なアーチが本当に建設できるかなど分からないことだらけ。にもかかわらず、有識者会議では質問が出ずにすんなりと実施設計が了承された。有識者会議として全く機能していない。IOCが五輪改革にコスト削減を盛り込む中、このような巨額な施設を建てる必要があるのか。多額の税負担が将来必要になるのは明らかだ」