ビール類の課税出荷数量のうち、発泡酒と第3のビールは全体の半分ほどを占める。ただ税額が一本化されれば、価格が値下がりするビールが再び売れ筋になるとの見方もある。改正を見越して、既にキリンビールが主力のビール「一番搾り」への経営資源集中を加速。サントリービールも9月にビール「ザ・モルツ」を投入するなど、ビールを強化する動きが広がる。
ただ、政府・与党のビール類の酒税見直し議論は、消費税増税時の軽減税率導入をめぐる与党協議の難航で遅れている。また、来年夏の参院選への影響を懸念して与党内には見直しに慎重な意見もあり、今後の調整が難航する恐れもある。