金融政策決定会合後に記者会見する日銀の黒田東彦総裁=19日午後、東京都中央区の日銀本店【拡大】
黒田総裁は、米利上げについて、「良好な雇用、堅調な家計支出など米国の経済が強いためで、日本、世界経済に望ましいこと」と歓迎した。
日本では、企業の設備投資や、賃上げが進まない可能性もあり、明治安田生命保険の謝名憲一郎エコノミストは「日銀は1月に追加緩和に踏み切る」と分析している。
■日米欧中央銀行トップの金融緩和策についての主な発言
≪黒田東彦日銀総裁≫
「2%の物価目標は2016年度後半ごろに達成するとみているが、(緩和策は)期限を区切っていない。16年度後半ごろより延びても問題は生じない」(19日の記者会見)
≪イエレンFRB議長≫
「経済データ次第だが、12月のFOMCで利上げする可能性がある」(4日の米議会下院の公聴会)
≪ドラギECB総裁≫
「中銀預金金利の引き下げを議論」(10月22日の記者会見)、量的緩和拡大の必要があれば、「行動をためらわない」(10月23日の欧州議会での証言)