ムニューシン米財務長官は16日、「いくつかの国との貿易不均衡に対処したい」と述べた。貿易赤字を抱える中国や日本、ドイツなどを念頭に置いた発言とみられる。ドイツのショイブレ財務相とベルリンで会談した後の会見で語った。
ドイツ・バーデンバーデンで17日に開幕する20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議では、保護主義への対応を協議する。ムニューシン氏は「米国は通商戦争に突入することは望んでいない」とも述べ、米国の輸出企業の法人税負担を軽減し、輸入企業は増税とする「国境税」については、研究段階で導入の決定はしていないと説明した。為替相場については「強いドルは長期的には良いことだ」と主張。一方で、一部の国が輸出促進のための通貨安競争に走り、ドルが必要以上に高くなることを懸念し「為替操作をしないことが重要だ」と強調した。(共同)