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第48回<ル・テタンジェ>国際料理コンクール日本代表決定! 青木冨美子

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第48回<ル・テタンジェ>国際料理コンクール日本代表決定! 青木冨美子

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優勝したホテルグランヴィア大阪の川本善広選手(中央)と、テタンジェのクロヴィス・テタンジェ取締役輸出部長(右)、輸入元日本リカーの竹内誠社長(左)=2014年9月2日(青木冨美子さん撮影)  【ワインのこころ】

 テタンジェは6月のW杯で史上初のFIFA公式シャンパンに認定され、発売した記念ボトルも好評でした。SANKEI EXPRESSでも紹介しましたが、今回はそのテタンジェが1966年に創設した国際料理コンクールの話題です。フランス美食アカデミーの会員だったテタンジェの創始者ピエール・テタンジェがプロフェッショナルの手で組織され判定されるコンクールの設立をめざして実現させたのが『ル・テタンジェ国際料理コンクール(2007年から名称変更)』。48年の歴史があり、日本では1984年から1994年、その後、6年間の合間があり、2001年に再開しています。

 今年の日本代表選抜には68人のエントリーがあり、最終の実技審査には8人が挑戦して、ホテルグランヴィア大阪の川本善広選手(写真中央)が優勝! テタンジェのクロヴィス・テタンジェ取締役輸出部長(写真右)と輸入元日本リカーの竹内誠社長(写真左)から記念品が授与されました。

 11月25日に、パリで行われる最終決戦には日本、フランス(アンドール公国、モナコ公国含)、スイス、ベルギー、ルクセンブルク、オランダ、北欧3国の国々が参加。選手は5時間以内に規定の料理を仕上げます。

 1970年には偉大なジョエル・ロブションが優勝しています。日本の歴代の入賞者のなかでは東京・東洋軒(当時)の堀田大氏の存在が光ります。1984年に優勝しました。川本選手には堀田氏の記録更新を期待しつつ、いつもの自分らしさを発揮してコンクールに臨んでいただきたいと思っています。健闘を祈ります!(ワインジャーナリスト 青木冨美子/SANKEI EXPRESS

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