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青い豆皿! ゆっくり味わい食べ過ぎ防止 平松昭子
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東屋さんの印刷豆皿(イラスト:平松昭子さん提供)。http://kimonosnack.blogspot.com
誕生日にアシスタントさんたちがとてもすてきな豆皿をセットでプレゼントしてくれました。ひょうたん、扇、たんぽぽの形をしたかわいいお皿たちです。ブランドは東屋さん。「印判」といわれる江戸時代後期に考案された染め付けの手法で転写された模様は鮮やかな藍色です。
浴衣も藍染めが一番好きなせいか、食器も青い色にひかれます。でも、なぜか豆皿だけは青色のものを持っていませんでした。白と赤絵と、とらやオリジナルのカラフルなセットを使っていました。白いのは焼売(シューマイ)をいただくときのしょうゆを入れるのに使い、赤絵のものは気分を盛り上げたい時に、とらやのものは日舞の生徒さんたちにお稽古後のお茶といっしょにお菓子をのせて使っています。
このたび、新しくわが家の食卓に仲間入りした藍色の豆皿でさっそく食事をしてみました。黄色の卵焼き、緑色のおひたし、赤い梅干し、茶色のいかながの釘煮、白いしらすなど、どんな食材を盛りつけても美しくきまります。夏から食生活が乱れ冷蔵庫のありものをごはんにのせて、いつもどんぶりごはんで早食いしていた悪い習慣が、ゆっくり味わって食事をできるようになりました。
洗い物が増えるかなという心配は取り越し苦労でした。3日~1週間くらい日持ちのする常備菜を時間があるときに作っておけば、何度も料理をしなくても食べたいものだけちょっとずつ選んで乗せるだけ。大きな鍋やフライパンを洗う回数も減りました。忙しいときは無理をせず、スーパーでつくだ煮や黒豆や金時豆の甘煮を買います。味が濃いと健康が気になりますよね。でも、豆皿には健康を害するほど盛りつけできないので大丈夫です。目で楽しんでから舌で楽しむと、お箸の動きもゆっくりになって暴飲暴食防止にもなります。私は、小食の方なのですが、せっかちなのであまりかまないでのみ込んでしまい消化不良でよくおなかを壊します。でもこれからは、青い豆皿たちのおかげで体調もよくなりそうです。そろそろ秋の味覚シーズン到来。食べ過ぎ防止に、かわいい豆皿が役立ちそうですね。(イラストレーター 平松昭子/SANKEI EXPRESS)