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カラフル、フェミニン 気分アゲる ケイト・スペード ニューヨーク

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カラフル、フェミニン 気分アゲる ケイト・スペード ニューヨーク

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東京・銀座の旗艦店は昨年4月にオープン、1階から3階までショップが入る=2015年1月28日、東京都中央区(宮崎裕士撮影)  【Fashion Addict】

 カラフルでクリエーティブ、身につけると気分がアガる-。それが米国発のケイト・スペード ニューヨークの特徴だ。年間コンセプトに基づき、月ごとにテーマを設けて新作を出すトレンド性と価格が手の届きやすい「アクセシブル・ラグジュアリー・ブランド」としての親しみやすさが20~30歳代の女性に広く支持され、消費増税後も売り上げは好調という。オープンから間もなく1周年となる東京・銀座店を訪ねた。

 銀座店は日本だけでなくアジアの旗艦店も兼ねる。ショーウインドーには1月末、黒地に気球の模様をあしらったワンピース(4万5000円)がディスプレーされていた。2015年のコンセプトが「アドベンチャー(冒険)」で、1月のテーマが「気球」であることにちなんでいる。「気球に乗って冒険することを空想してみよう」との意味が込められている。

 2月のテーマは「知らないハンサムさんを誘惑しちゃおう」。ピンクやハート形をモチーフとしたワンピースなどを展開。バレンタインデーを控え、女性が一歩、前に踏み出すよう励ましている。リボンやビジューをあしらうフェミニンさと、鮮やかな色使いとグラフィックなデザインで、甘さの中に女の子の強い意思も感じさせる。

 「頭からつま先まで」そろう

 ケイト・スペードはアパレル、バッグ、靴、アクセサリー、ホーム雑貨など「頭からつま先まで」のスタイルがそろうライフスタイルブランド。1993年に米ニューヨークでケイト&アンディ・スペード夫妻がバッグのブランドとして創業。取り扱いアイテムを増やし、2007年に英バーバリーなどで実績を積んだデボラ・ロイドがデザイナーに就任してからアパレルを強化。1月末現在で欧米や日本など世界27カ国、約300店を展開している。

 日本はブランド全体を牽引(けんいん)する役目も果たす。ベージュなどのニュアンスカラーに人気があることから、本国に関連アイテムを開発してもらい、その後に全世界で展開される例もある。日本人の体形に合わせた小ぶりのサイズも商品化、アジア全域でも扱うようになった。

 銀座店の1階では旬のアパレルやバッグ、アクセサリーなどを展開。2階は靴のコレクションで、一番人気はグリッターで彩ったスニーカー。ほかピンヒールにリボンやラメ、「$(ドル)」マークをあしらうなど、女性らしいひねりを利かせた。3階は最上級の「マディソンアベニューコレクション」。米ニューヨークにある本店以外での取り扱いはアジアではこことオンラインショップだけ。特別仕立てのウエディング・ゲストドレスやパーティードレスがそろう。

 3階にはバーカウンターもある。買い物中にくつろげるスペースでドリンクなどもサービス。「カップルのお客さまで、買い物中の女性をここで待つ男性も多くいらっしゃいます」(広報)という。

 子供も大人も、男性も女性も

 実はケイト・スペードには男性ファンも多い。昨年の12月25日のクリスマス当日は、1日の売上高の約半数が男性によるものだった。女性へのプレゼント用に購入する男性が多く、オンラインでの購入も多いのだとか。早くも3月のホワイトデー商戦に期待がかかる。

 3月からは新たに子供服に参入。「大人向けの商品をミニチュアにしたイメージ」(広報)で、素材をコットンなど、子供が汚しても洗いやすいように配慮するという。また4月の銀座店1周年を記念するイベントが3月にスタート。オリジナルのスイーツを積んだカートが全国の路面店舗(一部対象外)を順次、巡回して、1周年当日には銀座店でガーデンパーティーを計画している。

 3月のテーマは「新しいことを始めよう」。春の訪れを告げる「葉っぱ」をモチーフに白とグリーンを中心とした商品が展開される。4月は「思い切って飛び込もう」で海や真珠、魚などのデザインが登場しそうだ。

 今後は外国人観光客の取り組みを進める構えで、そのきっかけの一つとなる中国市場での展開を強化していくという。ケイト・スペードのポップで明るい楽しさは、子供から大人まで、男性も女性も元気にし、日本の景気回復のきっかけになるかもしれない。(文:藤沢志穂子/撮影:宮崎裕士/SANKEI EXPRESS

 ■ケイト・スペード ニューヨーク銀座店 中央区銀座5の5の19。(電)03・6274・6470。午前11時~午後8時。不定休。

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