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【中塚翠涛 ココロのかたち】やるべきことに心傾け 梅のように、凛として
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北野天満宮で撮影した梅の花=2015年2月24日、京都市上京区(中塚翠涛さん撮影) 皆さま、こんにちは。
少しずつ日差しが柔らかくなり、各地から春の便りも届きはじめてまいりました。この季節のお花で思い浮かぶのは、梅。
先日、関西方面で仕事があり、合間を縫って、京都の北野天満宮に足を伸ばしてきました。
見頃はもう少し先とのことでしたが、たくさんの参拝客と、大きなレンズを片手に梅を撮りにきているおじ様方。海外からのお客さまも多く、とてもにぎわっていました。
お目当ての梅林はまだまだ咲きはじめともあり、せっかくなのでお参りをして帰ろうとしたとき、ところどころに咲き始めている梅の木のひとつから、ふんわりと上品な香りが漂っていました。
私と同様、近くを通られる方々は皆立ち止まり、いい香りね!という声が聞こえてきました。
そう、蝋梅(ロウバイ)の香りです!
私はしばらく写真を撮って楽しんでいましたが、ロウバイのロウは『老』という字なんだよ!と得意げに話される声が聞こえてきました。すかさず、「蝋のような花びらだから蝋梅じゃなかったっけ?」。奥さまのひと声で皆さんうなずいていました。
そんなやり取りを横目に、ひたすら写真を撮り続ける私も、すっかり梅の花に愛着がわいてしまい、花言葉を調べてみました。
いくつかあるのですが、とてもぴったりだと思ったのが「澄んだ心」です。寒さの中で背筋を伸ばし、春を待つ姿は、凛とした雰囲気を漂わせています。人間でも、澄んだ心を持たないと、凛とした印象は生まれないのではないでしょうか?
凛とした女性というのは、私の憧れでもあります。そして思い浮かぶのは、女性芸術家の篠田桃紅(しのだ・とうこう、1913年~)さんです。桃紅さんは、幼少の頃に書に触れてその道をきわめ、墨による抽象画にたどりつきました。お若い時には、ニューヨークに滞在され、海外で高い評価を受けました。
写真でお見かけした桃紅さんは、着物をすてきに着こなされ、まるで洋服のように体になじんでいて、短髪とあいまって、男性的にも見えます。とにかく、たたずまいがカッコイイ!のです。何かで読んだのですが、「肩書は人がつけるもの」という言葉にも影響を受けました。
他人が「美術家」というだけだ。自分は、自分のやるべきこと、やりたいことだけに、心を傾ければいいのだ。
そんなメッセージが伝わってきたのです。桃紅さんは、まもなく102歳になります。桃紅さんのようになりたい、というのはおこがましいですが、自分が今できること、その年齢、年代で表現できること、私だけの表現を求めて、生きていきたいと思います。
受験シーズンまっただ中ですね。今回のレッスンは、親戚の子供さんや親しい友人、知人の子供さんに宛てた、卒業や合格、就職のお祝いのメッセージです。
ひらがなを漢字より少し小さめに書くと、バランスがよくみえます。また、漢字をしっかりと、ひらがなをなめらかに書くと安定感が出ます。
お手本をよく見て書くこと。何度も繰り返し練習することが大切です。