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【花千代のビューティフル・フラワーズ】ガラス器に桜 基本の投げ入れを楽しむ
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各地からの開花便りも日々、楽しみな、お花見シーズンとなりました。
日本人にとって日本を代表する花といえば誰もが「桜」と答えるでしょう。海外の方にとっても「チェリー・ブラッサム」は「ジャパン!」を象徴する花というのが定着しているのではないでしょうか。「花は桜木、人は武士」ということわざがあるように、花では桜の花が最も美しく、ぱっと咲いてぱっと散る、散り際の良さと風情が古来、日本人のこころに響くからでしょうか。
桜は昔から万葉集、古今和歌集を始めとして、和歌や短歌の世界で色々な句が詠まれてきました。吉野の桜が好きで、庵までつくり、多くの歌を残した西行法師の歌も印象的です。ほか私の好きな、有名な2つの句を紹介します。
久方のひかりのどけき春の日に しづ心なく花のちるらむ 紀友則
世の中にたえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし 在原業平
二つともに桜を愛するこころが強く感じられる名句中の名句だと思います。
私は着物も好きで桜の柄のものも持っていますが、図案はつぼみの山桜がかれんに描かれたもの、満開のしだれ桜のもの、花びらだけが舞っている桜吹雪のもの、の3枚です。どれも愛着のある着物ですので、つぼみ、満開、散り際と桜の季節になるとリアルタイムで順をおって着て楽しんでいます。
特に好きなのが濃紺地に薄ピンクの桜吹雪が散らしてある着物です。それに三日月が描かれている銀ぱくあしらいの帯を組み合わせて、名残の夜桜見物などすると、自分まで風景にとけこんだように思えて何ともいえない華やかな気持ちになります。
今回のメーンの花材は、八重咲きでピンクの色味が濃い華やかな河津桜に、ポイントにしたのは鮮やかな黄色のチューリップです。
「水活けの投げ入れ」というのは、フラワーアレンジの基本中の基本ですが、ガラス花器をピンクとダークな色あいであるグレーを組み合わせ、3個で構成したことで古典的でなく今の時代っぽいモード感がでました。
投げ入れをするときは、花瓶の選び方が重要で、口径の広すぎるものですと枝の角度がつきすぎて、なかなか形よくまとまりません。
初心者の方にお勧めなのが口径がすぼまり気味のものです。ガラスでも陶器でも金属でも、花器はそれぞれ違った味わいがあるので、材質は特にこだわりませんが、口径の小さい花瓶を選ぶようにしてください。
また水活けの場合は水が痛みにくいように、水のバクテリアを抑え、水をクリーンに保つ切り花の栄養剤クリザールなどを使っていただくと、水変えが3日に一度くらいですみます。そういった資材も賢く取り入れるとよいでしょう。(フラワー・アーティスト 花千代/SANKEI EXPRESS)
HANACHIYO FLOWER DESIGN STUDIO (電)03・5422・7973
ブログ「花千代のHAPPY FLOWER LIFE」 http://hanachiyo.kireiblog.excite.co.jp/
フランス料理界の巨匠ミシュランスターシェフのドミニク・ブーシェさんと。
先日行われた白い宝石ブランビジューの展示会でトークショーをやらせていただきました。白い素材でフラワーモチーフのブローチがあったらすてきかも!ジュエリーデザインも手がけてみたいです☆