SankeiBiz for mobile

ステッカーで自分のおしゃれ楽しむバッグ ANYA HINDMARCH

ニュースカテゴリ:EX CONTENTSのトレンド

ステッカーで自分のおしゃれ楽しむバッグ ANYA HINDMARCH

更新

ステッカーを敷きつめたアイコンバッグ「オールオーバー・スティカーズ」と「ペンシル・クラッチ」=英国・首都ロンドンでのショーで(アニヤ・ハインドマーチ提供)  【Fashion Addict】

 写真をプリントしてカスタマイズする「Be a Bag」、コットン素材のエコバッグ「I’m Not a plastic bag」など、革新的なバッグを次々に打ち出してきた英アニヤ・ハインドマーチが、新たに革製オリジナルステッカーのシリーズを発表した。思い思いにバッグに貼り、自分なりのおしゃれを楽しむ提案だ。根底にあるのは「クラフトマンシップ、ユーモア、パーソナリゼーション」の3点。来日したアニヤさんに、その神髄を聞いた。

 「子供のころからステッカーが大好きでした。ファッションはユーモアも大事で、美しさとあわせて遊び心も追求したい。日本人はユーモアのセンスがあり、ファッションを崩して自分の世界に持っていくことができるという点で英国人に近いと思います。自分なりに使いこなして、楽しい日々を過ごしてください」

 マークやメッセージを

 3月、東京・伊勢丹新宿本店の期間限定ショップのオープンにあわせて来日したアニヤ・ハインドマーチさんはこう話す。ステッカーはウインクマークや目玉焼き、ピースサインや「YES!」などメッセージのほか、「いいね!」「カワイイ」といった日本オリジナルの品もある。アルファベットの全文字もそろい、組み合わせて思い思いのメッセージがつづれる。どれも「毎日、見ていると思わず顔がニコッとなりますよ」とアニヤさんが言う「ユーモア」にあふれている。

 ステッカーはアニヤ・ハインドマーチのショーのスタイリスト、シャルロット・ストックデールさんと企画。「子供のころを思い出して作ろうね、と話し合ったのよ」とアニヤさん。イタリア製の高級レザーを立体感を生かして独自に加工している。今後も順次、新作が出る予定という。ステッカーを敷きつめたような、アイコンとなるシリーズ「オールオーバー・スティカーズ」も発表された。

 自身の名前をブランドに冠したアニヤさんはイタリアでバッグ作りを学び、1993年にロンドンにショップを開店。素材に徹底的にこだわるという「クラフトマンシップ」に遊び心を加えたセンスが、ダイアナ英元皇太子妃らセレブリティーの心をつかんだ。

 2001年にチャリティーとして始めた「Be a Bag」は「パーソナリゼーション」の象徴。歌手のエルトン・ジョンやモデルのケイト・モスが、自身の写真をプリントしたバッグを作り世界的な評判を呼ぶ。03年には革製品に手書きの文章や絵が刻印できる「ビスポーク」ラインを発表。幼い子供が描いた絵や、恋人に送るメッセージなどを記した小物入れやバッグは、記念日のプレゼントとして定着している。

 かわいく知的に見せる

 07年には環境問題に警鐘を鳴らした「I’m Not a plastic bag」を発表。10年以降はカタールの投資ファンドの支援を得て、外部から経営責任者(CEO)を招くなど事業を見直し、現在アニヤさんはデザイナー業に専念している。「大きな決断だったけれど、ビジネスが成長する過程では必要なことでした。世界中の人に私のバッグを楽しんでほしい。女性をかわいくすてきに、知的に見せることを目指しています」

 現在は米国や日本など北米、アジア、中東、欧州など幅広く展開。15年の秋冬シーズンは、新作ステッカーを出すと同時に、コートやニットなどウエアを拡充する計画だ。

 私生活ではビジネスパートナーでもある夫の連れ子を含む5人の子の母親。ある人から贈られた”She believes she could,so she did”という言葉を時として思い起こす。「できると信じれば成し遂げられる。私の会社でも多くの女性が頑張っています。『彼女ができたのなら私だってできる』と自信を持つことが大事」。柔らかな印象のアニヤさん。ステッカーはユーモアを忘れず、自分に信を持たせてくれるおしゃれの楽しみを教えてくれている。(藤沢志穂子、写真も/SANKEI EXPRESS) 

 【ガイド】

 ■アニヤ ハインドマーチ青山 東京都港区南青山5の3の2 (電)03・3400・7250。午前11時~午後8時。不定休。

 ※価格は税別です。

ランキング